メルカリでも詐欺等のトラブルが発生しています。スマホやタブレットなどを使って取引を進めるメルカリでは、相手がどんな人なのかを知るのはとても難しくなります。偽物ブランド品や高額チケット、「製品の箱だけ」や「写真だけ」の出品などは有名で、手口ややり方も巧妙になってきています。
◇「メルカリ」出品で売れるコツ
メルカリに出品して商品を売っている人はたくさんいます。
また、メルカリで商品を購入している人もたくさんいます。
でも、せっかくメルカリで出品したのに商品が売れなくて悩んでいる人も少なくないようです。
ということで、メルカリ出品で売れるコツについてまとめてみることにしましたので、興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね!
◇たくさんの写真を載せるようにする
メルカリ出品で売れるコツとして、写真をたくさんアップすることが挙げられる。
写真の数が少しだけだったら、「もしかしたら傷とか汚れがあってそれを写したくなかったのかも」と買い手に思われてしまうことが多い。
だから、たくさんの写真を載せてそのような疑いを持たれないようにするのがポイント。
商品の表、裏、横の角度から写した写真をアップしてね。
それから、特徴がある箇所の写真や細部の写真もアップして。
そうすれば、買うほうも安心できるので売れやすくなるよ。
写真を撮るときはできるだけ良い写真が撮れるように、キレイで明るい所で撮影しよう。
写真に写る壁やフロアが汚れていたら、「商品の扱いも悪いのかも」と思われてしまうので要注意。
また、商品以外の不要な物が入らないように気を付けて。
◇わかりやすいタイトルを載せる
メルカリで商品を出品して売れるためには、わかりやすいタイトルにするのがポイント。
例を挙げると、iPhoneを出品するときは、iPhoneX、64GB、シルバー、ドコモ、というような感じ。
そうすれば、すぐにモデル名とかがわかるから、わざわざ買い手が商品説明文を開く必要もない。
パッと見てわかるようにしたら、「良心的だな」と思われて買い手に良い印象も与えるはず。
◇出品時のタイミングを意識する
メルカリ出品で売れやすい時間は、ズバリみんなが家でくつろいでいる時間。
なので、平日でも週末でも夜10時過ぎからが理想的だね。
ちなみに、ママのための商品なら、子供が幼稚園などに行っている午前中もおすすめの時間。
時間帯でなく時期でいうと、給料日の後がよく売れる時期になる。
商品を出品するタイミングによって、売れるかどうかってかなり左右されるところがある。
だから、気分によって出品するのではなくタイミングを見計らって賢く出品しましよう。
◇出品して時間が経過した場合は、取り消してからもう一度出品する
一度出品して売れなかった商品は、取り消ししてからまた出品しましよう。
そうすると、すぐに売れるということがけっこうありますからね。
「再出品するときは、値引きをしたほうがいいかな?」と考える人もいるかもしれないけど、値引きをしなくても自分の場合はけっこう売れてます。
もちろん説明文や写真も変えていません。
◇価格設定は送料込みのほうが良い
メルカリに出品するときは、送料込みの設定にするほうが良いです。
3,000円の洋服を出品した場合、「別途送料500円」というケースと、「3,500円で送料無料」というケースでは、買い手としては後者のほうが得をした気持ちになるよね?
心理的なことではあるけど、実際に送料込みの価格設定にしたほうがよく売れます。
◇質問のコメントは残しておくこと
消されたコメントがあると、買い手は「どうして消したんだろう?」と不信に感じてしまいます。
不信に感じるような人から商品を買おうとは思わないよね。
なので、質問のコメントは残しておくのがベスト。
コメントを消したら、同じ質問を繰り返し聞かれることもあるしね。
メルカリ出品で売れるコツをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「せっかくメルカリで出品したのに売れなかった…」ということにならないように、ぜひ上記の売れるコツを取り入れて商品が売れるようにしていきましょう。
スマホやタブレットなどを使って取引を進めるメルカリでは、相手がどんな人なのかを知るのはとても難しくなります。
特に匿名配送を使うと名前も住所も全くわからないので、取引もドライだし、責任という意味でも案外軽く考えてしまうこともあるかもしれません。
もちろん、多くのユーザーはルールを守って取引をしていますが、一部では悪意をもったユーザーがいるのは事実でしょう。
実際に、トラブルも発生していて、中には犯罪なのでは?と思うようなケースもあります。
手口も巧妙になっていくので、トラブルや犯罪を、防ぐ側とのイタチごっこになってしまっているように感じます。
そこで、メルカリで起こりがちな詐欺と、新しい手口などから、予防策を考えていきたいと思います。
メルカリでは写真を見て商品を判断するので、実際に届いた商品を見て「あれ? 違うぞ!」と感じることもあるようです。
出品者が意図的に違う商品を送っているつもりでないケースも多いので、この場合は詐欺とは言えないかもしれません。
特にカラーについては写真の撮り方によって大きく変わるのでトラブルに発展することも多くなります。
たとえば紺色が黒、ライトグレーが白に見えることもあるので、商品説明をしっかり読んで色のイメージを確認しておきます。
次に写真や商品説明にないダメージや故障があったら、受取評価をする前に出品者に連絡をします。
さきに受取評価をしてしまうと取引が完了してしまい、メルカリ事務局でも対応がしにくくなってしまいます。
受取評価をする前に、出品者に連絡をして返品や返金をすることになったら、メルカリ事務局と情報を共有します。
商品が確実に返品されたことが確認できれば、メルカリ事務局で返金の手続をしてくれます。
万が一、写真と全く違う商品が届いたら、発送時のミスも考えられます。
複数の商品を発送する場合、違った商品が間違った相手に届けられたということもあったようです。
発送先の確認をするのは当然ですが、そういう手違いもあるようです。
この場合も必ず受取評価をせずに、まずは出品者に連絡をしてから、メルカリ事務局に問い合わせるといった対処が優先かと思います。
◇高級ブランドの場合には、偽物が届いたというトラブルも起きています。
中古でもないのに極端に売値が安かったりするのは、ニセモノの可能性があります。
そのような場合、同じ出品者が同様の商品を複数出品していることもあるので、他にどんな出品物があるのかを確認しておくのも対策として有効です。
しかし、出品者自身も偽物だと気づかずに出品していることもあるようです。
たとえば、メルカリやヤフオクなど個人から買った物の場合です。
素人では判断できないくらいの巧妙な偽物もありますし、鑑定の仕方がわからないと本物か偽物かの区別ができません。
もし怪しいなと思ったら、受取評価をする前に出品者に連絡をしてみます。
同時に、メルカリ事務局にも問い合わせをしましょう。
返品や返金の手続はもちろんですがメルカリでは偽物に対して厳しく取り締まりをしているので、再発防止という意味でも大切な報告になります。
◇人気のゲーム機をめぐっての詐欺もありました。
PS4やニンテンドースイッチといった入手困難なゲーム機の写真や空き箱を売る手口です。
使われる写真は本体がしっかり写っているので、勘違いが起きるのは当然といえば当然です。
値段もかなり状態のいい中古品かと思える、そこそこの値段で、何よりも早い者勝ちという市場の仕組みを使ったやり方です。
特徴としては、説明文はとても長く読む気が失せるほどで、途中に「写真だけの販売です」「外箱のみです」と書いてあるのです。
普通、こういった情報は重要度が高いので説明文の最初に書いたり、目立つようにするのですが、あえてしない、むしろ隠すように書くのが詐欺のやり方です。
商品説明を良く読まなかった購入者に責任があるのは否定できませんが、本体を連想させるような写真や価格で出品するとなると、やはり詐欺目的だと感じてしまいます。
こういった詐欺から身を守るためには、商品説明を良く読むことが大切になってきます。
他の人に買われてしまうという焦りも理解できます。
でも、詐欺なのでは?と疑う気持ちも多少なり必要ではないかと感じます。
チケットの高額転売も問題視されています。
チケット自体はメルカリ側も目を光らせているのでしょうけれど、チケットの抽選申し込みの権利がメルカリで販売されているという話を聞いたことがあります。
チケット転売の話はLINEを通して特定の人のメッセージがくるようですが、人気のチケットなので抽選をするようなのです。
当然ながら権利をたくさん購入した方が当選しやすいという話です。
実際のところ、公正な抽選が行われているのかもわかりませんし、そもそもチケットを高額転売するために買ったのでは?という疑いもあります。
チケットについては売る方にも問題はありますが、買う側にも冷静な判断が求められると思います。こういった詐欺にあわないために購入側ができることは
フリマにおいては、必ず出品者のプロフィールや評価を確認します。
もし評価が悪いようであれば、具体的にどういうコメントがあるのかを見ます。
そこで大きなトラブルになっているようであれば、購入は控えた方がいいです。
ブランド品はナンバーで確認
有名ブランド、高級ブランドの場合には、商品にナンバーがついていることが多く、よくシリアルナンバーと呼ばれていますが、商品が本物であることを確認するための番号です。ついているはずの番号がないときには、偽物である可能性もあります。
友達の意見を聞いてみる
欲しい商品が見つかると舞い上がってしまうこともあり、商品を冷静に見られなくなることもあります。
そんなときには、友達などに客観的に見てもらいましょう。「これ、怪しくない?」「自分だったら買わないかな」という言葉があると、けっこう冷静さを取り戻すことができます。
◇まとめ
冷静に考えると詐欺かもしれないと思えることもあるので、他人の意見は思いのほか重要です。
こういった詐欺にあったときには、まずは出品者とメルカリ事務局に連絡をします。
出品者からの返答があり、トラブルが解決することも多いからです。それに、ほとんどの場合は、メルカリ事務局が介入することで問題解決に至ります。
もし、それでもダメな場合には消費者センターに相談をしてみましょう。
対処法を教えてもらえたりしますし、何よりもこういった詐欺が起きていることを把握してもらうこともできます。
トラブルにあったことがないユーザーでも、情報を得ることで取引に慎重になります。
そういった気持ちがトラブルや詐欺を防ぐ手段につながってくるのは事実でしょう。
万が一、被害にあった場合も、ただおもしろおかしくネット上に書き込むのではなく、多くの人が信頼できる場を通して情報発信をすることも視野に入れていくと良いのではないでしょうか。