セクハラやモラハラなどのハラスメントという言葉は、イジメや嫌がらせと同じ意味を持っています。日本では、一対一の状態でも行われるものがハラスメント行為で、一対多人数の場合にイジメと区分けしている考えが多いです。相手の人数はどうであれ、受けている当人が身体的・精神的にも苦痛を感じているのであれば、それはイジメです。
▼ ハラスメントとは、弱い立場の相手に嫌がらせをする行為という意味のことです。
英語ではharassmentと表記され、直訳は、嫌がらせや迷惑行為を行うことです。
ハラスメントの定義は、加害者の故意の有無に関係なく被害者が不利益を被り苦痛を感じるような全ての言動とされている。
日本ではハラスメントを防止する法律として、パワハラ防止法があります。
パワハラ防止法は、職場いじめを防ぐために作られた法律で、2020年6月から施行されています。
ハラスメントの種類は様々で、
職場いじめのパワハラ以外に有名なものとしてセクシャルハラスメントが挙げられ、セクシャルハラスメントは、性的な嫌がらせのことです。
セクシャルハラスメントには、対価型セクハラと環境型セクハラの2つに分類され、
対価型セクハラは、立場の弱い者に対し昇進などの利益を与える代わりに、デートを強要するなど被害者の好まないことを受け入れさせる行為を指します。
環境型セクハラは、対価を与えず卑猥な言葉を投げかけるなど嫌がらせ行為を繰り返し、環境を悪化させる行為を意味します。
セクハラなどを外部などに訴えた場合、さらにそのことについて不利益な地位に追いやるなど嫌がらせすることを、セカンドハラスメントと言います。
そのほかにも、大学で教授が学生や部下に行うアカデミックハラスメントや、
上下関係とは関係なく不愉快な言動により心理的圧迫を与えるモラルハラスメントなどもあります。
厚生労働省はハラスメント対策として、事業主にパワハラ防止義務を課したり、妊娠・出産・育休などの際にセクハラが行われないよう行政指導していく方針を打ち出しています。
▼ ハラスメント行為は、他人と接する場所であればどこにでも発生します。
それぞれに特徴はありますが、総じて加害者がこれはハラスメント行為であると認識せず相手の苦痛を理解していないことが多い傾向があります。
例えばセクハラでは「髪を切ったんだね」と言っただけでも言われた側が不快と思えばセクハラに該当します。
妻が「稼ぎが少ない」と言った愚痴でも夫に対するモラハラに該当します。
また、セクハラ・モラハラは女性が被害者になりやすいイメージが強いですが、近年では被害者に男性も多くなってきています。
例えば、男性が職場の女性から何気ないボディタッチでもセクハラと感じることがあります。
特に女性の方が口が達者ということから、夫婦間でモラハラを実感している男性も多いのが現状です。
モラルハラスメントとは、通称モラハラと言われています。
言葉や態度によって相手を否定し、精神的に傷つけてしまう虐待行為の事をいいます。
外見からは見えない傷のぶん 被害者は誰にもその事を相談出来ず、“私が悪いからいけないんだ”とまるで加害者側の立場のような気がしてきます。
モラハラは男女という性別や年齢には特別左右されるものではありません。
夫婦やカップル、職場、学校、そして親子間であっても簡単に起こり得てしまうから怖いのです。
特に夫婦間の会話というのは、どうしても家庭内でしか行われない分、子供もその内容を聞いてしまい、もしかしたら親子で精神的被害を被ってしまっている可能性もあるかもしれないですね。
例えば、妻が加害者、そして夫が被害者だと仮定してみましょう。
妻が夫に日常的に「そんなんだから仕事でも出世出来ない愚図野郎なのよ!」
なんて繰り返していたら、子供にとって父親の威厳はまるでなく、説得力の説の字もなくなります。
ここで心配なのは、子供が夫にそっくりな外見や性格をもった時に対する妻の、つまり母親としての態度です。
「パパに似たからあんたは可愛くないし、勉強も出来ないのよね」なんて言われてしまったら、子供は下手したら生きていく希望さえ失ってしまうかもしれません。
これは兄弟間でも起こる事が多く、1番目と2番目で大きな差をつけた態度をとるなんて事もあります。
毒母もモラハラ?
最近毒母という言葉を聞くようになりました。
毒母は、子供の心をモラハラで傷つけた挙げ句に自分の意のままに動かす傾向があるとされています。
毒母の強い特徴は、子供をマインドコントロールしてしまう事だといわれており、「あんたは何やってもダメな子なんだから」などと人格否定する一方で、
「だからママのいう事さえ聞いてればいいの」
なんて間違った甘い(?)言葉で完全に子供の心を支配。
その為、子供は自分のやりたい事や将来への展望が望めなくなってしまい、充分自立心が出来ている年頃でも、全く持って親離れが出来ない子供を作り出してしまいます。
こういった子供はのちにアダルトチルドレンともいわれ、打たれ弱かったり、協調性を持てずに社会の中で上手く対応できなくなってしまいます。
【モラハラ加害者】の心理
では、モラハラ加害者の心理を紐解いていきます。
モラハラ加害者になってしまう人は、実は『かわいそうで残念』な人なのです。
あなたを卑下するモラハラ加害者の心理を知れば「この人は残念な人だ」と思え、あなたの受け止め方にも変化が起こるかもしれません。
モラハラ被害を受けているあなたからすると、加害者の言動に納得できませんし、世間的にも決して許されるものではありません。
これからお話しするモラハラをする人の心理を理解して、「どうしてこんなことを言うんだろう」と落ち込む気持ちを「はいはい、また言っているわ‼」くらいの気持ちへ切り替えてみませんか?
こうしたハラスメント行為を含め日本のイジメでは、「いじめられている側」が不登校になったり退職をしたりと守りの姿勢に入ることが多いですが、海外では反対に「いじめている側に原因があり、カウンセリングをさせる」というケースが多いです。
これは、海外では日本のような心理的な攻撃よりも、暴力的な攻撃の方が圧倒的に多く、誰にでもすぐ暴力を振るような人の方に問題があると認識されているからです。
しかし日本では表に出にくい陰湿なイジメが多いのが現実です。そして対応策としてはその場を離れることが一番と言えます。
職場の場合は、上司やさらに上の人に直接伝えることで環境が変わることもありますし、業務自体に支障がなければ、無視をするのも有効です。
あなたに落ち度がないのであれば、相手が幼稚なだけと認識し、社会人の最低限の関わりを持つだけに留めましょう。
それでも面と向かってハラスメントやイジメがある場合には、声を大にして「なぜこんなことをするのだ‼ヤカマシイ‼」と毅然な態度で対応します。
最初は勇気がいりますが、受けている側が何も言わない・抵抗しないことから、よりハードな内容に発展し日常化することもあります。
出来れば利害関係が無い第三者を味方に付けると良いのですが、そうではないときはスマホで録画・録音することで証拠を取り、会社や学校、家庭以外の第三者に持ち込むことも身を守る方法になります。
モラハラに走る理由は?加害者の心理
自分に自信がないから『優位』になりたい
攻撃する相手に対して威圧的な態度を取るモラハラ加害者ですが、実は自分に自信がないのです。
相手を支配したい、依存している
モラハラ加害者がいちばん恐れているのは、あなたを失うことなのです。
職場でも、夫婦関係でも、実はあなたのことを手放したくないという心理があるからこそ、言葉で相手を支配するのです。
過去に自分自身が家庭、職場でモラハラを受けたことがある
モラハラ加害者本人が、家庭や職場でモラハラ被害に受けていたなど、悲しい過去をもっていることも引き金に。
どんなに悲しい過去をもっていたとしても、自分がされて嫌だったことを相手にしてしまうという行為自体、極めて幼稚な考え方ですし道徳的に間違っています。
また、過去に大切な人から裏切られたからこそ、あなたに対して厳しく接してしまうケースもあります。
モラハラ加害者に同情はいらない!
どんな理由、過去があろうと、人の心を傷つけ、メンタルを蝕んでいく『モラハラ』も立派な暴力です。
加害者の心理を知っておけば、あなたも倫理的にモラハラ被害に対応できます。
いちばんの対処法は物理的な距離を開けることです。
モラハラの証拠集めとして探偵事務所に相談・依頼することも可能です。
中には離婚に至る場合もあります。性別、年齢には関係ありません。
言葉や態度によって相手を否定し、精神的に傷つけてしまう虐待行為の事をいいます。モラハラの場合、DVのような暴力行為というのが一切ないのですが、
▼ 【我慢しないで!】モラハラとセクハラの違いや対処法を伝授します。
モラハラとセクハラは一見似ているような言葉に感じますが、内容は異なりますので注意が必要です。ではどのようなものがモラハラで、セクハラなのでしょうか。こちらでは詳しく説明していくとともに、万が一被害に遭ってしまったときの対処方法についても紹介します。
モラハラとセクハラは一見似ているような言葉に感じますが、実は内容が異なりますので注意が必要です。
モラハラとは何か?
特定の人をターゲットにし、いじめや仲間外れにして嫌な思いをさせることをモラハラと言います。
ニュースなどでも会社の中で何人かの従業員で1人に対していじめをして問題になったものを見た方もいるでしょう。
大人のいじめがモラハラにあたり、必ずしも権力のある上司が行ってくるパワハラとは限りません。
後輩からこのモラハラを受ける方もいて、今問題になっています。
嫌だと言っていることも無理矢理行って、精神的な暴力でいじめをしてきます。
特にターゲットになりやすいのが言いたいことが言えない人やいじめやすそうな気弱そうな心を持っている人の場合が多いです。
▼ モラハラに遭ったときの対処方法
●勇気を持って「NO」という意志を、言葉や態度で伝えましょう。
一番良くないのが、そのままやられたままになり、言いなりになってしまうことです。
●一人で悩まず身近で信頼できる人や相談員に相談しましょう。 自分を責めたり、我慢していてはいけません。
もし苦痛を感じているのであれば、まずほかの人にも相談をして無理に職場へ行く必要もありません。
ほかには常にスマホや録音機を持っておき、モラハラを受けている言葉や様子を録画しておきましょう。
後から訴えるときなどの証拠にもなりますし、今はスマホのアプリも簡単に取ることができますので便利です。
できるのであれば反撃を行って、この人をいじめると面倒だと感じさせることも大切です。
大人しくやられているからこそ相手もいい気になっている部分がありますので、言いたいこと言って強気の態度を示しても良いでしょう。
モラハラは権力のない歪んだ心を持っている人がほとんどですので、人事部に通報しましょう。
●あなたが受けたハラスメントと思われる行為について、
1 どんなことをされたのか記録する
パワハラと思われる行為をされた場合は、いつどこで誰が何を何のために(5w1h)したのかを記録しましょう。後々の事実確認などで有効なので、メモや録音など最適な方法で記録を残すことをお勧めします。
2 周囲に相談する
パワハラは我慢していても解決しません。それどころかエスカレートする可能性があります。一人で悩まず、まず同僚や上司に相談しましょう。周りの協力を得ることで、パワハラを行う本人が自らの行為に気づく場合があります。
3 会社の窓口や人事担当者に相談する
上司に相談できない場合は、人事部や社内相談窓口に相談しましょう。会社等の組織は、相談者が不利益にならないよう、プライバシーの確保を配慮することを求められています。
4 外部の相談窓口に相談する
社内に相談窓口がない場合や、社内では解決できない場合は、外部の相談窓口に相談しましょう。全国の労働局・労働基準監督署にある総合労働相談コーナーは、無料で相談を受け付けており、電話でも相談できます。
●友人が悩んでいたら、「相談員」に相談に行くことをすすめましょう。
セクハラとは?
性的な発言や嫌がらせをして、不快な思いをさせることをセクハラと言います。
気に入った部下がいたとして、上司という権力を使いながらボディタッチをしてくる場合やしつこくメールやラインを送ってくるのもセクハラです。
そして拒否した途端態度をガラリと変えて、減給、降格させられるケースもあります。
業務に支障をきたし、心もボロボロになってしまうのです。
社内に限らず、一歩外に出て取引先や接待の場でも性的な嫌がらせを受けたらセクハラにあたります。
セクハラの対処法とは
大企業であれば、会社の中にハラスメントの窓口ともなる人事部などもありますので現状を伝えましょう。
当事者にもヒアリングを行い、実際にどのようなことがあるのか状況を確認して処分を行ってくれます。
さらに被害者への配慮もしっかりと検討してくれますので、まずは勇気を出して伝えましょう。
会社にそういった相談できる場所がない場合は、労働局や弁護士に相談をしてどのようなことをされているのか相談しましょう。
特に弁護士に相談した場合は、証拠になるものなどをプロの目でアドバイスしてくれて、しっかりと相談に乗ってもらえて安心です。
▼ いじめいじめ、暴行・集団暴行・集団イジメは「集団心理」が招く危険な結果
年齢、環境に関わらず、人が何人も集まる場所では、なぜかどこでも誰か1人の人に対しての非難・批判で盛り上がったり、仲間はずれや、いじめが起こったりします。誰もが不快なこと、避けたいことだと思っているのに、どうして同じようなことがくりかえし起こってしまうのでしょうか。
一人、二人のうちは良いけど、三人になると、派閥ができます。
人は集団のなかで討議をすると、個人の意見よりも極端な集団的な意志決定になる傾向があるといわれ、これを「集団極性化」といいます。
たとえば、ネットの掲示板では、議論が一方向に流れると、違う切り口の意見が叩かれ、議論が一方向に極端に暴走していくことがあります。
ブログやSNSでは、ネット上で誰かが批判されると、そこに他人も同調し、とことん槍玉に上げられて炎上してしまうことがあります。
たとえば、いじめの場合、最初は友だちの一人を冗談でかまっているだけのつもりが、同じようにかまう仲間が増えてくると集団極性化が起こり、あっという間に『集団いじめ』に発展していくことになります。
このイジメが続くことで、果てには自殺にまで追いつめられてしまう事件もたくさん起こっています。
また、それを見ている傍観者の心理にも、
「自分だけが目撃したわけではない」
「誰も止めないなら、大した問題ではないのだろう」
「止めに入れば、今度は自分がターゲットにされる」
というように、
責任分散、多元的無知、評価懸念という傍観者効果が生じて、問題を放置してしまいがちなのです。
したがって、こうした集団心理の特性をよく理解し、小さな事件が大きな問題へとエスカレートする前に、今起こっている現象をよく検討する必要があります。
自分自身が加害者になる可能性を少しでも感じたら、そこで立ち止まり、ただちにその行動を止めることです。
そして、「集団極性化」のリスクを説明して、仲間にもやめさせること。
見ている側が傍観者効果によって被害を放置してしまうリスクに気づき、周りの傍観者と相談して一緒に止めに入ること。
あるいは信頼できる人、機関に相談して一緒に対策を考えること。
反対に、被害者になってしまう可能性を感じたら、ただちに信頼できる人に(効果がなければ、複数の人や機関に)相談し、1人で抱えないこと。
でも、これはなかなか難しくて、SOSを発したり、悲鳴をあげたりしても、周囲は真剣に捉えない現実がある為、悲しい結果になるのが残念です。
「明日は我が身」となり得ないのです。
こうしたことを頭に入れておけば、事態のエスカレートを少しでも防ぐことができるのではないでしょうか。
世の中を驚かせる大きな事件は、意外にささいなことから始まっていることが多いものです。
集団効果でその問題を大きく発展させることのないように、一人ひとりが集団心理の特性を理解しておくことが、大切な人間関係のリスク管理につながるのではないでしょうか。
▼ イジメられている子供の「いじめ」の実態調査。親には言いにくいのが現実
イジメられている子供は、イジメの被害を親になかなか言いません・・・と言うより言えないのです。
子供がイジメを訴えやすい環境づくりは大切で、同時に、子供の声なき声を大人が見逃さないことも大事です。
イジメが原因の自殺が起きると、親御さんは「イジメの事実に気づかなかった」と後悔と無念のこもった言葉を語ります。
また、周りの方々は「なぜ、親は気づかなかったのか」「親になぜ言わないのか」という言葉を投げかけます。
しかし、現代のイジメを知れば知るほど、子供たちが親に言わなくなる理由が見えてきます。
意外なことかもしれませんが、
親のことを尊敬すればするほど、親のことが大好きならばなおさら、
子供たちは「自分がイジメられている」ということを親には簡単には言えません。
なぜかと言うと、親に心配をかけたくないという気持ちが働くのです。
また、子供たちの中には、「イジメられていることは恥ずかしい」という気持ちがあり、それを親に言うことはプライドが許さないという側面もあります。
また、子供の中には、他にも兄弟がいるので、自分だけ親に心配をかけるわけにはいかないと思うようです。
「親が無関心だったのではないか」などと言われることもありますが、そうとばかりは言えません。
親が好きで、親に心配をかけたくないから「言わない」「言えない」のです。
また、親に言ったことでイジメがより陰湿化する“倍返し”を恐れるというものもあります。
確かに、大人に打ち明けたところで適切な対処がとられなければ、イジメは深刻化します。
これらは、「イジメは、イジメる方が悪い」ということが常識化され、さらには、
学校が「イジメを解決する対処法」を学び、きちんと対処することで、子供が親や大人に「イジメを訴えやすい」環境をつくることができるのではないでしょうか。
また、学校側がイジメの問題から逃げているように見受けられます。
自殺事件が発覚すると、学校側は決まって「イジメ」の事実は無かったと弁明しますが、後から「イジメ」があったと訂正しています。
あきらかに「責任逃れ」したつもりでしょうか。
では、今すぐに大人ができることは何でしょうか?
それは「イジメのサインを見逃さない」ことです。
子供は子供なりにSOSを発信しています。
「親に心配をかけたくない」
「チクッたと言われてイジメの“倍返し”がこわい」と思っている子供でも、どこかに自分を助けてくれる大人はいないか、信じられる大人は誰なのかを求めて、必ずサインを出しています。
その、声にならない声をみつけて助けてあげることが大事だと思います。
●急に元気がなくなり、帰宅後すぐに部屋に閉じこもる
(子供が元気をなくす原因には、借金、異性の悩みはほとんど無いと思います)
●理由のわからない成績の低下、妙に明るく装う、教科書に落書きがある、服が破れていたり、汚して帰ってくる、擦り傷や打撲がある。
●親の前で携帯メールを見なくなる、友達から電話があっても出たがらない。
●急に不明なお金をほしがる、頭痛などを訴え、学校に行きたがらなくなる。
これらの兆候がないかどうか、子供の様子をよく見守ってみることが必要。
また、学校の友達の母親同士のネットワークを作ることも大切です。
しかし、現代は、仕事を持っている母親が増えたり、校区を変える家庭も増えたことで保護者同士のネットワークは努力をしないと作れなくなってきたり、 個人情報保護法により、クラスの友達の家の電話番号さえわからないこともあります。
ですから、PTA活動に積極的に参加してみたり、習い事の送迎時に母親同士の連絡先を交換しておくなどをして、ネットワークを作っておくことが必要です。
イジメのサインを発見したら、お子さんの友達のお母さんにもイジメの事実がないかどうか聞き取ったりすることが大切です。
そして、何より大切なことは
「イジメはいけないことだ」
「もし、あなたがイジメられていても、それは恥ずかしいことでも悪いことでもない」
「イジメは、イジメる方が悪い」
というメッセージを、日ごろから子供たちに伝えることです。
子供たちの声なき声SOSに気づくこと、そして子供たちが
「声を上げやすい環境」をつくってあげることが、イジメ防止の一歩となることを信じています。
日本の明日を担う子供たちの、健やかな成長を願っています。