サプリメントでプロテインを摂取している人は多くいます。日本でもサプリメントを使う人は増加しています。サプリメントを積極的に使っている国といえば、アメリカであると言われていますが、日本は、アメリカに次いでサプリメント消費量が多い国だとされています。
もはやサプリメント消費国の一員というわけです。
日本でのサプリメントは、プロテインがそのはじまりだといわれています。
始めの頃は、アメリカからプロテインサプリメントを輸入していました。
プロレス選手やボディビルダーなど、筋肉をつけたい人のためのものでした。
当時のプロテインは粉状で、独特な臭いがするものであり、苦手をこらえて飲んでいた人もいるようでした。
最近ではプロテインサプリメントも改良され、風味もよくなりました。液体に溶かして飲むタイプのほかにも、錠剤型やドリンク型のプロテインサプリメントもあります。
飲みやすさが増し、続けやすい状態になったことから、プロのアスリートだけでなく、一般の人でもサプリメントでプロテインを摂取するようになりました。
日ごろから体を動かす機会が多い人や若い人の間では、栄養補給の一環としても使われています。
原材料も、大豆や牛乳など良質のたんぱく質のみを抽出していて脂肪分がないので、ダイエットにも利用できます。
プロテインを主軸にした食事療法を行っているアメリカの病院もあるほどで、肥満に効果があるといいます。
プロティンをサプリメントで摂取することは、プロのアスリートにとって筋肉増強に必要不可欠です。
アスリートは、体をつくり、体を動かすエネルギー源としてタンパク質が必須です。個人差はありますが、一日に肉が数㎏必要としているという人もいるといいます。
肉は確かにたんぱく質が豊富ですが、脂肪分もかなりあるので、余分な栄養素をたくさん摂取しがちになってしまいます。
毎日の食事だけでは体に必要な栄養が足りず、疲労が慢性的に抜けない状態になってしまいかねません。
たんぱく質だけを効率的に摂取できることが、プロテインサプリメントの利点です。不要な栄養まで取り入れてしまう心配もなく、欲しいたんぱく質だけを補給することができます。
現在では、プロテインサプリメントを使っているスポーツ選手は多岐に渡ります。
レスリング選手やラグビー選手だけでなく、短距離走の選手も利用しています。
プロテインサプリメントは、中学や高校で運動系の部活をしている人など、若い人が体をつくるときにも効果を発揮するといいます。
プロテインのサプリメントで良質のたんぱく質を摂取することで、余分な脂肪のない筋肉質な体を作ることができます。
運動をした時には、たんぱく質の摂取も大事ですが、ビタミンを確保することも必要です。
プロテインサプリメントを運動後に摂取する時は、ビタミンも取り入れるようすると、体に必要な栄養を取り入れやすくなり、疲れからの回復もしやすくなるようです。
プロテインサプリメントの多くは、水に溶かして飲むというもののようですが、プロテインが溶けるものなら、ジュースや牛乳でも構わないようです。
良質プロテインサプリメントは、吸収率がアップするよう様々な工夫がされていますので、水で摂取するのがベストでしょう。
飲むタイミングはトレーニングの後や、寝る前が一般的です。
一日数回に分けて飲んだほうが効果的です。
スポーツ指導員や選手など、継続して体を動かす職業についており、プロテインサプリメントを使い続けたいという人もいます。
しかし、年1回の頻度でいいので、血液検査による健康診断がおすすめです。
肝臓の機能を確認し、サプリメントに問題がないことを調べます。
肝臓の数字があまりよくないという人は、サプリメントの変更も検討してください。
お腹に赤ちゃんがいても、プロテインサプリメントは使用可能です。
胎児の健やかな成長にはたんぱく質が大事ですが、かといって肉を摂りすぎると妊婦の体重増加の一因になります。
その点プロテインのサプリメントは余分な脂肪を気にせず、効率よく栄養を補給することができます。
小さな子どもにもプロテインサプリメントは使えますが、摂取量のコントロールが必要です。
プロテインサプリメントを飲みつつ体を動かさないでいると体重は増えてしまいますので、運動と組み合わせてサプリメントを使いましょう。