簡単エクササイズで前頭筋の過度な緊張を緩和し、眼の疲れを解消できます。眼の疲れの為による、眼の開きづらさは、病院にいくほどの症状ではなくても、ずっと気になってしまう不快症状の1つ。この症状は、肩こりや緊張型頭痛に伴う症状でもあります。
「まぶたが重い感じがする」というのは、
気のせいではなく、実際に顔や頭の筋肉の過度な緊張により、機能低下を引き起こしている場合があります。
「おでこの筋肉」はあまり意識しないかもしれませんが、
前頭筋を緩めるエクササイズは、疲れ目解消に有効なのです。
前頭筋の疲労度はわかりにくいかもしれませんが、以下の5つのチェック項目で参考にしてみてください。
■まぶたが重く感じ、目を閉じていた方が楽である
■パソコン画面や本など、しばらく見ているとだんだんと「目がパッチリ開いている」感覚から遠ざかってくる
■目の周りやおでこ辺りが、なんとなくモヤモヤしてスッキリしない
■頭が締め付けられるような頭痛(激しくはない程度)がある
■まぶたの上部をおでこの方へ指で引き上げたまま物を見ると、目がとてもスッキリと感じる
1つでも当てはまる項目があれば、
前頭筋が緊張して疲労し、働きが低下している可能性があります。
このような状態を放っておくと、次のような症状に悩まされることになる恐れがあります。
・頭痛が起こりやすくなる
・肩こりが悪化、慢性化する
・いつも頭がボ~っとしているように感じる
・目の不快感が頻繁になる
・表情が冴えなくなる
・顔に張り、ツヤがなくなる
これらの症状は、自律神経の働きを乱すきっかけとなることもあります。睡眠状態や胃腸の調子などに影響し「なんとなく調子が悪い」毎日を送るようになるかもしれません。
特にパソコンのディスプレイやスマホをよく使用する方、手元で細かい作業を集中して行う機会が多い方は注意が必要です。普段から目を酷使している場合、目の疲れはそう簡単に解消されません。
何気なくしていることですが、
パソコンやスマホで文字を追う目の動きが繰り返されるだけでも、集中力を要し想像以上に疲労が蓄積されているのです。
目の疲れが繰り返されると、気付かないうちに目を懸命に見開いていることがありますが、これが前頭筋の疲労に繋がります。
目の疲れを解消する簡単なエクササイズ方法を2つご紹介します。
1:おでこ全体を覆うように手を当てます。小指を眉毛に当てるか眉毛近くに当たるようにすると、エクササイズが行いやすいです。ぎゅっと3秒間目を閉じます。
2:目を開くときに、眉毛を上方へ動かし3秒間キープします。眉毛とその付近のおでこの動きが、当てた手で感じられればOKです。これを3~5回繰り返します。
このエクササイズは、「目を酷使したなぁ」と感じた直後に行うと「視界が明るくなり物がハッキリ見えるようになった」という感覚が得られと思います。
場所を選ばず、簡単に出来る方法なので、ぜひお仕事の合間にもお試しください。