「うなぎと梅干し」「天ぷらとスイカ」などは、昔から食べ合わせが悪いと言われてますが、実は酒を飲むときにも“つまみ”にしてはいけない食品があります。市販のソーセージ、かまぼこ、漬物・・・等々。これらすべてがNGなんだそうです。共通するのはすべての
加工食品には製造過程で添加物が入っているということです。
添加物とアルコールの組み合わせ(食べ合わせ)は、
動物実験できちんと研究されていないのが現状ですので断言はできませんが、
特にソーセージなどの
“脂溶性”の添加物を含んだ食品はアルコールと一緒に食べ合わせると、食道などの粘膜からしみ込んで、体内に吸収されて直接血液に回ります。
つまり胃、腸を通らないということです。
アルコールは、水にも脂にも溶けます。
この組み合わせで摂取を続ければ、食道がんのリスクも当然高まります。
気を付けるのは、食品の原材料表示を購入時にチェックする必要があると言うことです。
では脂溶性の添加物とは、いったいどんなものがあるのでしょうかと言うと、
代表的なのは『ソルビン酸』。
カビや細菌の発生を抑える効果があります。
ハムやソーセージ、かまぼこなど食肉・魚肉の練り製品に使われています。
他には、パンやチーズなどにも入っていますね。
人工甘味料の『サッカリン』との(食べ合わせ)も要注意。
主にたくあん、とか魚介類の缶詰製品などに入っています。
また、
醤油やマーガリン、キャビアに含まれる『安息香酸、安息香酸ナトリウム』。
これは防腐剤としての役割を担っています。
これらの添加物が入っている食品を酒のつまみとして、食べ合わせるのは避けた避けた方が良いというが、
最も注意すべきは「ビタミンC」なのです。
「ビタミンCは基本的に水溶性ですが、一部のビタミンCには脂に溶けるものがあり、アルコールとの食べ合わせ・飲み合わせにはリスクをはらみます。
酸化防止剤としての役割を持つ、天然ではない添加物のビタミンCがあります。
ところが、原材料表示には『VC』としか書かれていません。
だから脂溶性かどうか消費者が調べることは難しいですが、アルコール摂取時に、どの食品、加工品を避ければいいか、以上のことがらに注意して、
つまみにも気を配って、食べ合わせ・飲み合わせに気を付けて、健康的に飲酒をお楽しみ下さい。
なお、ご不明な点については、かかりつけ医にお尋ね下さい。